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熱海周辺の観光

双柿舎(建物・史跡)

来宮駅の南にある坪内逍遥[つぼうちしょうよう]の邸宅。屋敷は1920年(大正9)に建てられたもの。逍遥は、ここでシェークスピアの全訳を完成させた。建物は木造2階建ての日本家屋。庭先には名前の由来となった2本の柿の木と書斎がある。また、100m南の海蔵寺には逍遥夫妻の眠る墓がある。双柿舎の見学には身分証明書が必要。所要1時間。

般若院(社寺・教会)

かつては伊豆山神社の別当寺院。社宝の木造伊豆山権現立像は国指定の重要文化財。鎌倉時代の作で、もとは伊豆山神社にあったが、神仏分離でここに移された。

MOA美術館(美術館・博物館)

絵画・書跡・工芸など東洋美術を中心に、約3500点の収蔵品をもつ充実した美術館。収蔵品のうち国宝は尾形光琳筆「紅白梅図屏風」(毎年2月公開)、野々村仁清作「色絵藤花文茶壺」、手鑑[てかがみ]「翰墨城[かんぼくじょう]」の3点で、重要文化財は65点に及ぶ。レンブラントの「自画像」やモネの「睡蓮」など西洋絵画のほか、能楽堂では能や狂言も開催。建物は熱海市街や相模湾を見下ろす眺めのよい高台に立ち、瑞雲郷と呼ばれる約23万平方mの庭園が広がっている。ほぼ毎月展示替えを行う。所要2時間。

お宮の松(建物・史跡)

尾崎紅葉の小説『金色夜叉[こんじきやしゃ]』の舞台となり、主人公の間貫一[はざまかんいち]と鴫沢宮[しぎさわみや]が散歩したのが熱海の海岸。熱海サンビーチ沿いに立つお宮の松は、小説ゆかりの地のシンボルといえる。現在の松は2代目で、近くに初代の幹の輪切りと「貫一・お宮之像」がある。

起雲閣(建物・史跡)

非公開の岩崎邸、現存しない住友邸と並び、「熱海の三大別荘」といわれた名邸。日本家屋の母屋と離れは大正後期、洋館と広大な庭園は昭和初期に造られたもの。戦後は旅館として賑わい、太宰治ら多くの文化人も投宿した。現在は市の所有となり一般公開されている。館内にはゆかりの文豪たちの資料展示室や喫茶室もある。所要40分。

大湯間欠泉

かつては熱海の源泉の一つであったが、1924年(大正13)に噴出が止まったため、現在では人工的に間欠泉を作り出している。熱湯が約5分ごとに岩の間から吹き上げる。熱海市の史跡に指定され、近くには湯の神を祭る湯前神社がある。

来宮神社(社寺・教会)

うっそうとした木々に囲まれて重厚な社殿が立つ。社殿の裏手にある大楠(天年記念物)は推定樹齢2000年以上で、樹高26m、幹の周囲が24mある。1周すると1年間長生きするという。

熱海梅園(動植物園・公園)

1886年(明治19)、横浜の資産家が出資して作った梅園が始まり。初川沿いに広がる約3万4000平方mの園内に、冬至梅、八重寒紅など各種の梅が約730本植えられ、12〜3月にかけて咲き継ぐ。毎年1月初旬から3月中旬は梅祭りで大変賑わう。

中山晋平記念館(美術館・博物館)

熱海梅園に隣接した記念館。中山晋平は「波浮[はぶ]の港」などの作品がある大正・昭和期の作曲家。晩年を熱海で過ごし、その建物を移築したもの。愛用していたピアノなどを展示する。

熱海市立澤田政廣記念美術館(美術館・博物館)

熱海梅園に隣接し、熱海出身で文化勲章受章者の彫刻家・澤田政廣の作品を展示する。木彫を中心とした作品はいずれも生命感にあふれて力強く、数多い仏像彫刻までも躍動的。天井のステンドグラス「飛天」も澤田政廣の作品で、多彩な芸術活動の一端がうかがわれる。

姫の沢公園(自然)

日金山[ひがねさん]の南斜面に広がり、明るい芝生の斜面や木々の緑が美しい公園。サクラ、アジサイなど四季を通じて花々が咲き、特に4月中旬〜5月にかけて咲く7万5000本のツツジは見事。渓流や人工の滝があり、フィールドアスレチックコースも作られている。

熱海城(美術館・博物館)

熱海市街や相模湾を一望にする錦ケ浦山頂に立つ観光城。1959年(昭和34)に建てられた5層9階の天守閣には、武具やお城に関する資料などを展示する武家文化資料館がある。また、共通券(1100円)で西洋のアンティークドールを集めた別館の熱海人形美術館も楽しめる。

錦ケ浦(自然)

魚見崎[うおみざき]から南へ約2kmにわたって入り組んだ断崖が続く景勝地。緑の木々と荒れた岩肌、青い海と砕ける白波が豪快な眺めを作り出す。一帯はホテルニューアカオが整備し、展望のよい錦埼庭園や、海を見ながら食事のできる和食処などがある。近くの扇崎展望台からは錦ケ浦が一望できる。

アカオハーブ&ローズガーデン(動植物園・公園)

広大な敷地に10の美しい庭園が広がる。150種類2000本のバラが咲き誇るローズガーデンやイタリア式ハーブガーデン、世界最大の盆栽「鳳凰の松」が見事な日本庭園などが楽しめる。ローズガーデンの喫茶では、バラの花茶やバラのアイスクリーム各630円が人気。ハーブガーデンでのせっけん作り体験840円も好評。

十国峠(自然)

熱海市と函南町にまたがる日金山[ひがねさん]の山頂で、熱海から箱根へ向かう十国道路が山頂直下を通っている。標高は770m。東は常陸[ひたち]から西の遠江[とうとおみ]まで10国のほか、三宅島まで伊豆の5島が見えるというのが命名の由来。十国道路のバス停:十国峠登り口からケーブルカー(料金:往復420円、時間:8時30分〜16時30分、休み:無休、駐車場:有、電話:0557-81-6895)が運行されている(所要3分)。山頂から尾根伝いに南に行くと湯河原方面に下るハイキングコースとなり、途中に源実朝の歌碑が立つ。

初島(自然)

熱海の海上10kmに浮かぶ周囲約4kmの小島。人家は熱海市街に面した初島港周辺に集中している。半農半漁の生活で、民宿を営む家も多い。

伊豆山神社(社寺・教会)

伊豆山大権現とよばれ、平安時代の延喜式にも載る古社。源頼朝が源氏再興を祈願し、鎌倉時代には関八州総鎮守となって崇敬された。頼朝と政子が逢瀬を重ねた場所といわれ、境内にある梛の木の葉は男女の仲を結ぶお守りになっている。

熱海市立伊豆山郷土資料館(美術館・博物館)

伊豆山神社境内にあり、神像、仏像、経文など、伊豆山地区にゆかりのある文化財を収蔵・展示。小ぢんまりしているが、紺紙金泥般若心経などの国の重要文化財や、北条政子の毛髪を使った頭髪曼荼羅など(いずれも複製)を展示。所要15分。

走り湯(自然)

発見は養老年間(717〜724年)にさかのぼり、走り湯権現ともよばれた。伊豆山温泉の発祥となった湯で、長さ5mほどの洞窟の奥に、いまも毎分171リットル、66.5度の湯が湧いている。

マリンスパあたみ(テーマパーク)

熱海海浜公園にある温泉レジャー施設。ジェットバスや打たせ湯、ジャクジーなど12種類の多彩な浴槽に加え、全長73m、高低差約8mのウォータースライダーや流水プール、25mプールなどが揃う。水着着用なので、ファミリーやカップルで楽しめる。このほか、海を一望できる男女別浴場や軽食が食べられるレストラン併設。

熱海後楽園ゆうえんちアピオ(テーマパーク)

熱海後楽園ホテルに隣接したレジャーランド。「スカイシップ」や「おとぎ列車」は小さな子供たちも安心して楽しめる。夏にはスライダー付きのプールがオープンする。

R-Asia

初島の南東にあるレジャー施設。南国ムードがあふれ、夏にはハワイアンプール(料金:2000円、入園料含む)もオープンする。

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