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戸田周辺の観光

宝泉寺(社寺・教会)

ロシア使節のプチャーチン提督が泊まった寺。1854年(嘉永7)、プチャーチン提督以下500名は日露交渉のため来日。ところが下田港に碇泊中に安政の大地震に遭い、軍艦ディアナ号は地震による津波で大破してしまった。新しい船は戸田で造られることになり、完成までの約4カ月間滞在した。境内には滞在中に亡くなった乗組員の墓がある。また、しだれ桜も有名で、美しく咲くその姿は、春の風物詩のひとつになっている。

御浜岬(自然)

戸田港から駿河湾に弓形に突き出た岬。イヌマキやビャクシンが生い茂る緑豊かな地であり、スカシユリやハマユウなど四季折々の花が楽しめる。岬の外海側の海岸は、大海原の向こうに富士山を望む絶好のビュースポット。内海側は波が穏やかで、ここにある御浜海水浴場は家族連れに人気が高い。また岬の先端の海沿いには、古くから海の守り神として漁民の信仰を集めている諸口[もろぐち]神社が立つ。

造船郷土資料博物館(美術館・博物館)

ロシア使節のプチャーチン提督一行が乗ったディアナ号が大破した際に、代船として日本初の西洋型帆船、ヘダ号を建造した歴史をもつ戸田。その史実に基づいて設立された博物館で、御浜岬の静かな松林のなかに立つ。館内には、代船建造の記録や設計図など当時の造船技術資料や、プチャーチンの愛用品、そしてヘダ号やディアナ号の模型などを展示する。また、最大水深2500mにもなる駿河湾の海の底深くに住む生物の生態がわかる駿河湾深海生物館を併設。タカアシガニや生きている化石といわれるラブカ、ギンザメなど珍しい深海生物を展示する。所要は造船郷土資料館、深海生物館と合わせて40分。

煌きの丘(建物・史跡)

沼津市の北端に位置する井田地区にある展望台で、見事な景観が楽しめる。井田集落と青い海、その向こうに富士山が一望できる。

土肥・恋人岬周辺の観光

清雲寺(社寺・教会)

日蓮宗の名刹。日蓮上人の一生を描いた畳1畳大の極彩色の板額絵90枚があることで知られる。境内に立つ豪壮な堂宇は、江戸城内御殿築城にあたった江戸時代の名工・酒井多次郎[たじろう]によるもので、寺院建築の傑作とされている。

松原公園(建物・史跡)

屋形海岸沿いに広がる公園。松林の中に、土肥ゆかりの若山牧水や島木赤彦の歌碑、彫刻などが点在している。ここから見る夕日の美しさには定評があり、夕暮れ時の散策におすすめ。公園の一角には、約1万本の花で彩られた直径31m、時針の長さ8.8mという世界一の花時計があり、土肥のシンボルになっている。足湯もあり、ドライブの途中ひと休みするのに好適だ。

土肥金山(建物・史跡)

江戸時代に幕府直轄の金鉱として繁栄した金山。1965年(昭和40)に廃坑となるまで、100km以上も採掘され続け、金40トン、銀400トンが産出された。実物大の人形を置いて江戸時代の採掘風景を再現した約400mもの長さのある坑道の見学、砂金採り体験(30分間採り放題)などが楽しめる。資料館となっている黄金館には、ギネス認定の世界一の巨大金塊を展示している。所要40分。

龕附天正金鉱(建物・史跡)

1577年(天正5)に開発された、伊豆最古の手掘り金山跡。奥行き約100mの坑内には空気の対流を考慮した逆さ階段などがあり、当時の人々の知恵がうかがえる。最奥部には、山の神を祭る龕[がん](神庫[ほくら])がある。

象牙美術宝庫(美術館・博物館)

個人で収集した象牙の美術工芸品を展示している。重さ270kg、120本の象牙を使った時価数億円の作品をはじめ、どれも細部に至るまで緻密に彫られた作品が並ぶ。天然石を削って組み合わせた、長さ75mの彩石象嵌屏風『楊貴妃物語』は見事。ほか、ヒスイの彫刻なども展示している。所要50分。

土肥達磨寺(社寺・教会)

高さ5m、座像では日本一大きい達磨大師像があり、病気平癒のご利益があるといわれる。願い事を一つだけ書いた開運札を貼ると、その願いがかなうという願かけ達磨も。ストレスおさらば、病おさらばなどと悩み事を皿に書いて赤石にぶつける、お皿[さらば]赤石達磨は1枚300円。恒例のだるま市は、1月1日〜3日開催。

恋人岬(建物・史跡)

バス停から岬の突端までは、林の中の遊歩道を歩いて約15分。展望台にはラブコールベルがあり、思う人の名前を呼びながら3回鳴らすと永遠の愛がかなうという。バス停近くにある事務局では恋人宣言証明書(料金:500円と無料の2種類あり)を発行している。

西伊豆町・堂ケ島周辺の観光

浮島海岸(自然)

磯と小石の浜が広がる海岸でダイビングによい。夕日の美しさでも有名。

らんの里堂ケ島(動植物園・公園)

9万平方mの広大な敷地内にカトレアや野生ランを展示するオーキッドフォーラムと、1万鉢の開花鉢が並ぶ観賞温室など9棟の建物が点在。年間を通して美しい花が楽しめる。ランの原種は400属8400種を保有。その中から常時20種を展示している。長さ80mの吊り橋や芝生広場、西伊豆の海を一望にする展望デッキなどもある。

加山雄三ミュージアム(美術館・博物館)

らんの里堂ケ島に隣接する俳優・加山雄三の記念館。誕生から現在までを写真で紹介するほか、愛用のギターや直筆の楽譜、映画で使われた小道具、自作の絵画などを展示している。加山雄三の声とデュエットしてのCDのレコーディングもできる(1曲2100円)。2階はショップ、1階はレストラン。所要30分。

三四郎島(自然)

象島・中ノ島・高島の3つの小島を総称して三四郎島と呼ぶ。干潮時、島と陸地の間に幅約30mの磯が出現して道となり、歩いて渡れるようになる、珍しいトンボロ現象が見られることで有名。島の名は昔、この島に隠れ住んだ源氏の若武者・三四郎に由来し、三四郎と土地の娘・小雪との悲恋伝説が残されている。干潮の時間は、西伊豆町観光協会に問い合わせを。

天窓洞(自然)

国の天然記念物にもなっている天窓洞は、安山岩でできた海蝕洞窟。天井の一部が丸く開いていることからこの名前がある。洞上の遊歩道からも見られるが、できれば遊覧船で海から見たい。天窓から差し込む光が神秘的だ。

東福寺(社寺・教会)

仁科川の上流にある寺。本堂の天井に漆喰[しっくい]の羅漢像と八方睨[にら]みの龍が描かれていることで知られている。羅漢像は500体もある。

岩地・石部・雲見周辺の観光

雲見くじら館(美術館・博物館)

1977年(昭和52)、雲見港に迷い込んできた巨大なセミクジラの骨格標本を展示している。体長は12m、体重20トンにも及ぶ。1階の喫茶室でトコロテンの無料サービスがある。所要15分。

千貫門(自然)

雲見の南の海上にある巨岩。高さ約30mの岩の中央に高さ約15mの洞門が開いている。堂ケ島の遊覧船(電話:0558-52-0013、問合先:堂ケ島マリン)から見られる。

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